包茎とHIV(エイズ)には深い因果関係があるのか?

正確にはHIVというのは「ヒト免疫不全ウイルス」の事を言い、このHIVが原因で起こる感染症をエイズと呼びます。免疫系が深刻な状態になっていく病気で、健康体の人であれば何も問題が起きないような菌に対しても抵抗力が機能せず、様々な病気を患ってしまいます。

 

エイズの感染原因および症状

エイズ

エイズの感染原因としては、主に粘膜部分や傷口からHIVが侵入し感染してしまいます。皮膚にHIV患者の血液が触れる程度では感染する事はありません。HIVは主に精液、膣分泌液、血液そして母乳に多く含まれています。

 

性行為の際に男性の尿道口、女性だったら膣周辺あたりの粘膜が感染箇所となりやすいです。性行為でエイズ感染が拡がっているのもこのためです。エイズで発症する病気23種の中に、カンジダも含まれています。

 

最初はインフルエンザのような症状が出ますが、その後は5年〜10年近く潜伏する事がほとんどです。その間も水面下でエイズは感染を拡げており、免疫系等を破壊し続けています。

 

表に症状として出るのは、皮膚炎や極度の倦怠感や疲労感などです。ココで初めてエイズに感染していると気づく患者さんが多いのだそうです。

 

包茎とエイズに関する国際的な動き

ハートを作るカップル

前置きが長くなりましたが、包茎の男性がエイズに感染しやすいと言われる根拠としては、一言で言えば包茎が不潔な状態であるからだと言えます。2006年に米国立衛生研究所(NIH)がエイズ感染者が多いアフリカのケニアで行った研究結果によると、包茎と包茎ではない男性の間では倍近い感染率の違いがあったそうです。

 

つまり、包茎の場合はそうでない場合に比べて感染率が2倍だという事です。これらの研究結果をもとに、アフリカの国では政府とNGOが協力して包茎手術を推進している国が増えています。また、2007年にはWHO(世界保健機関)とUNAIDS(国連合同エイズ計画)がエイズ対策として包茎手術は有効であると発表しています。

 

包茎ではない男性がエイズに感染しづらい原因としては、やはり清潔な状態である事が多く、かつ亀頭の粘膜も皮膚化されて強化されている事が挙げられています。

 

これはエイズに限らず尿道炎や亀頭炎、包皮炎やカンジダ、クラミジアにコンジローマ等々、全般的に言われている事です。不潔な状態は病気を誘発するリスクが高まるのです。不潔になりやすいという点では、包茎の中でも仮性包茎よりも真性包茎のほうがエイズ感染率は高いと言えるでしょう。

 

まとめ

包茎だからエイズになるという事ではありません。あくまで包茎ではない人よりもエイズに感染する確率が高いと言うだけの話です。包茎はエイズになるからと慌てて手術を決意する必要もありません。まして仮性包茎で普段から洗って清潔な状態に出来るのであれば、エイズを恐れて包茎手術を受けるなどと言ったことは無意味です。

仮性包茎手術ランキング

このページの先頭へ戻る